神玉工房 KAMIDAMA KOBO

神玉のイメージ

プロフィール

職人名:「千徒」こと幡野英介。
糸魚川でヒスイの加工とデザインをしています。
民族文化をこよなく愛し最近では人が忘れかけている、
自然(神)への感謝と信仰をヒスイを通じて復活させるべく日々研鑽しています。
『千徒』の由来は「後の千年まで続く千の使徒」という意味を込め、
血の繋がりに関わらず弟子に受け継がれる名前です。

方針

「大珠・勾玉」を古代人がデザインした「自然のアート」と捉え、
現代でデザインする八百万の大自然(英雄)を
神玉(かみだま)として新たに造ります。
全ての作品に作り手の魂を込め、
多くの方の理解が得られるような作品を提供していきます。

神玉プロジェクト

「神玉プロジェクト」とは、八百万ある大自然(神)をデザインする計画であり、
既に古代でデザインされている品の「名寄せ」と、
未来に繋ぐ「新しい創作」を目的とした物語であります。
勾玉と呼ばれる品は「八百万ある内の一つのデザインでしかない」という
哲学のもと行われていきますのでご理解ください。「神話」に在る天地を統べる神とは、
自然と調和した「八百万の英雄」を表します。

コンセプト

「悠久の時に結ばれし絆を、今再び取り戻す」がテーマになります。
よってジュエリー等の貴金属でなく、古来と同様にお守りとする神玉をデザインしました。
まずは日本の神である八百万の神(やおよろずのかみ)から、
糸魚川に縁のある神(万葉集や古事記・日本書紀で語られている)の名前をもらい、
その神に見合ったデザインや加護・効能を示しています。
これにより糸魚川(日本)のヒスイで造らなければ意味のない品となります。
(ミャンマー産のヒスイには、日本の神の名は相応しくないからです。)そして再び、
この糸魚川がヒスイ文化発祥の地となります。

色や質に頼らずにジュエリーとは違った価値を見出す神玉は、
糸魚川産ヒスイの真の魅力を引き出すものになると考えています。

天津神・国津神

古代と現在を結ぶ計画の為『天と地』には太古から存在するデザインを用います。
天の神格化である天照大御神に「さる玉」を、
大地の神格化の大国主命には「獣形」を用て天地を表現していきます。
天津神6体と国津神6体の計12体を現在は考えています。