三柱(みはしら)の計 イメージ

三柱の計

この計画は世界最古の翡翠文化の価値を伝えるために「大自然を凝縮した玉」を磨き上げ、その輝きを通して自然の美や豊かさを敬愛する人間性やライフスタイルを提案・提唱することを目的とします。

まずは核である三つの柱「異化」・「生化」・「神化」を考えました。

「異化」は「意化」であり原始・意識を表す「異玉(ことだま)」として過去を担う。

古代人の原初の自然への感動に思いを馳せて、その感動を素直に磨き上げた玉。
始まりということで何かを形にしたい!と試みる玉です。
感覚を研ぎ澄まし、感じたままに創作する作品。

「生化」は「昇華」であり大珠・勾玉の本質を継承する「生玉(いくだま)」として現在を担う。

古代人が生み出した「自然への感動=勾玉」を通じて、自然に思いを馳せる玉。
生玉は異玉が昇華した姿で自然をコンセプトとしシンプルな表現、
そして大珠・勾玉の誕生目的を正しく広めるための作品。

「神化」は「進化」であり自然と人の融合・調和を表す「神玉(かみだま)」として未来を担う。

自然を敬愛するという理想的な人の生き方を「神」を通じて語る玉。
持ち主の生き方指針ともなり、信念ともなり哲学ともなる。(人と自然が真に和解できた理想の究極体)
神玉は生玉の進化した姿で宗教概念にとらわれず、自然と人が融合した究極の品です。